外国人技能実習生の公文式日本語学習プログラム | 通学通信学習でサポート

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公文式外国人向け日本語プログラム短期「講習」をムダにしない公文式外国人向け日本語プログラム短期「講習」をムダにしない 守口研修センターの日本語講習を是非ご検討ください
目次
  • Ⅰ なぜ、公文式日本語プログラムを導入しているのか?
  • Ⅱ 公文式日本語プログラムの特徴
  • Ⅲ 公文式日本語プログラムの内容
  • Ⅳ 公文学習手順
  • Ⅴ 企業配属後の日本語フォロー(公文式 「継続学習」)
なぜ、公文式日本語プログラムを導入しているのか?
大きな理由(きっかけ)は、2つあります。一つ目は、日本語講習で「退屈」と「落ちこぼれ」を失くすためです。

入国日ごとに小人数でクラスを作っていますが、生徒の日本語能力差は、歴然です。 例えば、学習を初めて2ヶ月の生徒と6ヶ月の生徒が同じクラスとします。同じ内容(レベル)で教えたらどうなるでしょうか? これは「講習」中、技能実習生の日本語指導で、すぐ直面する命題であり、これが「日常」です。そして、「講習」で我々が与えられた時間は、1ヶ月です。

  • 課題1学習期間「2ヶ月」の生徒のレベルに合わせた授業は、学習期間「6ヶ月」の生徒は「退屈」です。
  • 課題2学習期間「6ヶ月」の生徒のレベルに合わせた授業は、学習期間「2ヶ月」の生徒は、ついていけません。
    「落ちこぼれる」かもしれません。

では、「2ヶ月」と「6ヶ月」各学習期間の生徒の中間レベルで教えれば、課題1と課題2は、解決するでしょうか?

二つ目は、「会話」の授業をするためです。

いくら難しい文法、単語を知っていても、教えられたとしても、テストで合格点だとしても、日本人が話す日本語を聞き取れなかったり、話すことができなかったり、実習で困ったり、生活で困ったり‥‥‥。

「講習期間」はおおむね1ヶ月です。

技能実習生が求められている「日本語力」は、日本人社会の中で実習生生活が、いかにスムーズに送ることができるかです。知識だけでは「日本語」のペーパードライバーです。「運用力」が求められています。だから、「会話講習」で、たくさん「話す練習」をさせます。日本人の前でも、勉強したてのホヤホヤ日本語を、クラスのみんなの前で使ったら、最初は恥ずかしいかもしれません。でも、センターで今すべきことは、「話す練習」です。センターの中で「話す練習」を失敗しても、繰り返し行うべき場所です。だからセンターの存在する意味があります。たくさんの生徒に語りかけます。「話す練習をしてください」、「慣れてください」、「自信をつけてください」そして、「運用力をつけてください」と願いを込めて指導しています。

「会話」と「公文式日本語プログラム」は建物に例えると、建物の基礎部分とその上物、建物本体です。

「公文式日本語プログラム」は、建物の「基礎部分」です。「会話」は、「建物」本体です。「基礎」がなければ良い「建物」は建ちません。おのおの大切な役割を持っています。

「会話」授業は、正確に聞けるようになること、日本語を使って相手に「意思」を伝えることが目標です。伝えたい「自分の気持ち」を、相手に伝えることができれば「及第点」です。そこに、文法的な誤りがあったとしても、「ことば」本来の目的は「自分の気持ち」を伝えることです。日本語講師が、あとで誤りを訂正して、より良い表現を指導します。

「公文式日本語プログラム」では、自分の身の丈にあった日本語レベルから出発します。自分が「分かるところ」から始めます。そして、自分で1ヶ月の学習目標を決めます。

公式日本語プログラムの特徴
▶自学自習

教えてもらうのではなく、自分から学んでいく学習法です。
公文式は、先生による授業はありません。プリント教材とCD教材を使って、自分で読み、考え、解答していくことで、自分の力で日本語を習得していきます。

宿題は、平日(月曜日から木曜日まで)は10枚、週末(金曜日、土曜日、日曜日)は50枚です。
1ヶ月で、3教材以上(A教材、B教材、C教材…枚数600、ページ数1200)の履修を目指します。

▶個人別学習

スタートレベルも、学習の進み方も個人別。自分のペースで、着実に力をつけていきます。
公文式では、学習者一人ひとりに合ったペースで学習を進めていきます。例えば、5回、6回と繰り返すところもあれば、
1回の学習で次に進めるところもあります。
必要な反復練習をしながら、次のステップに進んでいくのが公文式です。

▶指導者

学習者一人ひとりを大切にして、サポートします。
一人ひとりを、学習に集中させる ⇒ 夢中にさせる ⇒ 自信を持てるようにさせる
一人ひとりを知る努力を怠らず、学習の進捗と学ぶ動機を高めるお手伝いをします。

▶高度な能力の育成

効率的に日本語の「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を習得します。
公文式では、読み、書く、音読するという練習を十分にすることで、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つの領域を学習します。

▶スモールステップの教材

自学自習、個人別学習を可能にするプログラム教材。スモールステップのきめ細かな教材群により、一人ひとりに合った個人別指導と自学自習を提供しています。

公文式日本語プログラムの内容
▶公文式教材と日本語能力試験の対比表
あああああ

公文は日本語レベル別に15教材あります。(4A教材からL教材まで)
それぞれの教材の枚数は200枚、ページ数は400ページです。(一部例外もあります。)教材のレベルごと、日本語能力試験各レベルに対応しています。

例 D教材、E教材、F教材…日本語能力試験N4 対応
  J教材、K教材、L教材…日本語能力試験N2 対応

公文学習手順
01教材をもらいます
  • 実習生「先生。新しいワークシートをください。」
  • 指導者「お名前は?‥ はい、〇〇さん どうぞ」
あああああ
あああああ
02CDを音読しながら聞きます
  • 指導者「CDを聞くときは、聞くだけではダメです。
        声を出しながら聞いてください。」
あああああ
あああああ
03音読確認をします
あああああ
04合格したら、ワークシートを使って学習します※不合格の場合2をもう一度します
音読合格の場合
  • 実習生「先生!音読お願いします。」
  • 指導者「C教材51を読んでください。」
  • トゥアン実習生 音読を始める。
  • 指導者「とても上手です。ワークシートをしてください。」
音読不合格の場合
  • 実習生「先生!音読お願いします。」
  • 指導者「E教材6を読んでください。」
  • リー実習生 音読を始める。
あああああ
  • 指導者「リーさん。E教材は、D教材とは違います。もう少し早く、正しく読まなければ
        なりませんよ。もう一度、CDを聞きながら音読の練習をしてください。」
 
あああああ
05ワークシートの問題を解きます
  • 指導者「日付、ワークシートの開始時間と終了時間は、
    必ず書いてください。」
  • ワークシートが書き終わりました。
  • 実習生「先生!ワークシートが終わりました。採点お願いします。」
  • 提出されたワークシートは、指導者が採点します。
あああああ あああああ
あああああ
06ワークシートを本人に返却します
  • 指導者「ワークシートを返します。とてもよく出来ています。」
  • ミスがあれば訂正します。
  • 指導者「やり直しです。やり直しをしてください。終わったら、
    先生に持って来てください。」
あああああ あああああ
あああああ
07新しいワークシートをもらい、1〜6の行程を繰り返します
企業配属後の日本語フォロー(公文式 「継続学習」)
▶継続学習とは?

「講習」を終え、企業配属後も引き続いて日本語教育を続けることです。

▶受講方法

「通学」と「通信学習」の2コースを設けています。

通学
  • 受講日と時間帯、受講回数

    毎週日曜日午前(受講回数、曜日、時間帯についてはご希望があればご相談ください。)

  • 講習内容

    公文式日本語教育プログラムを使っての、マンツーマン指導

  • 講習費用

    1ヶ月 8,000円(税別)
    週1回が基本ですが、週2回以上でも希望があれば、講習可能です。受講費用は変わりません。

通信学習
  • 受講日と時間帯、受講回数

    毎週日曜日午前(受講回数、曜日、時間帯についてはご希望があればご相談ください。)

  • 講習内容

    「郵便」と「SKYPE」を利用したテレビ電話による学習状況のチェック。「通学」と比べても、受講形態が大きく変わるものではありません。オンデマンド方式も採用。都合の良い時間帯、夜中であっても、ビデオメールを送っていただくと、翌日にチェック・返信が可能です。

  • 講習費用

    1ヶ月 9,000円(税別)
    週1回が基本ですが、週2回以上でも希望があれば、講習可能です。受講費用は変わりません。

▶目的
  • 121技能実習生の実習がスムーズにできるように、日本語力のボトムアップ。
  • 2日本語能力試験N1、N2、N3、N4の取得。学習者にとって、学習の道しるべ、「灯台」になる。
継続学習の指導目標
  • 実習、日本語受験も目的意識をもてば成果があがる。「目的意識」を
    持つ重要性
  • 数多くの「成功」と「失敗」を「振り返り」「繰り返し」「経験」を
    積ませるトレーニング
  • 留学生ではない実習生(社会人)が限られた時間を有効に使う
    トレーニング
講習風景
継続学習
聞き取り
音読・ワークシート作成
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